にんじん 人参

野菜 人参 にんじん ニンジン

人参

野菜の話
ピーターラビットが美味しそうに人参をかじっている姿はかわいいですよね。

私も時々ピーターラビットに習って人参をかじっています。

新鮮な人参はかじると甘くしゃきしゃきしています。

鮮度が落ちた人参は、人参臭くふにゃふにゃしてあまり美味しくありません。

人参のヌカ漬けや人参の塩漬けの漬物は美味しいですよね。
           

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    学名:Daucus carota L
 セリ目 Apiales
 セリ科 Apiaceae
 ニンジン属 Daucus
 ニンジン D.carota
歴史
にんじんは、アフガニスタン地方が原産で、10世紀頃中近東に伝わり、中国とオランダで改良されて、これより東に伝わったものが東洋種の大長人参と、西トルコに伝わったのがヨーロッパ型西洋種の西洋人参にんじんがあります

食用、栽培の歴史は古く、2000年前から薬用として存在しており、日本へは1600年前後に中国系の商人が江戸時代後期に中国から大長にんじんを持ち込み、その後、江戸時代末期にヨーロッパから西洋人参が長崎や横浜に入ってきました。

ヨーロッパ型にんじんは、12〜13世紀にヨーロッパに伝わり、15世紀にはオランダで、それまでの黄色の品種から現在種の基礎となるオレンジ色のものが栽培されました。

その後19世紀にはフランスで改良が進みました。

日本へは江戸時代末期に長崎へ渡来したのが最初で、栽培記録が残っている”羊角(ヨウカク)にんじん”は日本の西洋系の最初とされています。

古くから知られていた薬用人参(朝鮮にんじん)と根の形が似ており、その葉の形はセリに似ていることから「芹人参(せりにんじん)」とよばれ、薬用ではなく野菜として食べられることから「菜にんじん」とも呼ばれており、短期間で全国各地に広まり、明治に入ると多くの品種が入ってきました。

当時の文献には、黄色、赤色のほか紫色、白色など多彩でしたが、このうち現在栽培されているのは赤色の金時人参だけです。
にんじんの種類を何種類ご存知ですか。
大長 金時 向陽二号 夏蒔鮮紅五寸
いなり五寸 陽明五寸 長太り金時 三寸
ピッコロ 黒田五寸 新黒田五寸 本紅金時
国分鮮紅大長 インペレーター アーリー・チャンテネー
チャンテネー・インプルーブド ロング・チャンテネー
今、私がわかっている種類を抜粋しました。
効能
便秘解消 血圧調整作用 夜盲症 結膜炎
疲労回復 高血圧 動脈硬化 貧血
風邪予防 がん予防 冷え性 夜尿症
下痢改善 肌のカサカサ予防 . .
にんじんは、根、葉とも緑黄色野菜でビタミンやミネラルが豊富に含まれており、カリウム、カルシウム、ビタミンCは、根の部分よりも多く含まれています。

また、カロチンを大量に含んでおり、ビタミンAの供給源として役立っている緑黄色野菜の王様です。

カロチンにはいくつかの種類がありますが、特ににんじんにはβカロチンが豊富でがん予防に効果が期待されています。

βカロチンは抗酸化作用を発揮して活性酸素のよる害を防ぐだけではなく、体内で必要な量だけビタミンAに変わって、皮膚や粘膜を健康に保つはたらきがあります。

また食物繊維、鉄分、カリウム、カルシウムなどのミネラルも多く含みま、風邪に対する抵抗力をつけるビタミンAのほか、成長を促進するビタミンB2、Cも含まれているので育ち盛りのお子さんに食べてもらいたい野菜といえるでしょう。

食物繊維は水溶性ペクチンで、整腸作用が期待され、便通が改善され、大腸がんの予防にもつながり、高血圧や動脈硬化を予防し、鉄分は造血を促し、血行をよくするので、貧血はもちろん、虚弱体質や疲労回復にも役立ちます。

ビタミンAやカリウムは体内のナトリウムを排泄(はいせつ)して血圧を下げる作用があり、一方で、眼の角膜を正常に保つはたらきがあり、粘膜(ねんまく)を強くするので、疲れ目や夜盲症、結膜炎、角膜の乾燥などを予防します。

米国でβカロチンが肺がんやすい臓がんの抑制に効果があることや、カロチンやビタミンCの不足が子宮頚がんの原因になることが、発表されています。

カロチンが変化してできるビタミンAはのどの粘膜を強化するので、喉頭がん、食道がんの予防になり、食物繊維による排便促進、カロチンの抗腫瘍効果が、大腸がんの予防につながることがわかってきています。

ビタミンAが不足すると、上皮組織の粘膜が乾燥し、肌がカサカサして固く傷つきやすくなります。

ビタミンAは皮膚やのど、気管支、肺などの上皮組織を正常に保ち、肌にうるおいを与えて、風邪の予防にも効果があります。

カリウムには体内のナトリウムを排出するはたらきがあり、血圧を下げるはたらきがあります。

鉄分を含むので、造血作用が期待でき、血行を良くするので、貧血や冷え性、虚弱体質、病後の回復などに効果があります。  

にんじんに含まれる食物繊維はペクチンで、ペクチンは水溶性なので、スープやシチューにした場合は、汁までのこさず飲み干すようにするとよいでしょう。
成分
食物繊維 カリウム βカロチン 鉄分
カルシウム ビタミンA ビタミンB2 ビタミンC
ひとりごと
レストランでステーキを頼むと、付け合せに人参が出てきますが、私はあの甘い人参が苦手。

 もっとおいしくできないんでしょうか。